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婦人科 · 膣の健康

ソウル江南の細菌性膣症治療:抗菌薬と再発対策

細菌性膣症(BV)は、生殖年齢の女性でおりものの異常を起こす最も多い原因です。膣を守る乳酸菌(ラクトバチルス)が減り、ほかの細菌が増えすぎることで、さらっとした灰色のおりものと魚のようなにおいが出ます。ソウル江南(カンナム)のオマージュクリニックでは、女性の産婦人科専門医パク・ユナ院長が膣分泌物の検査で細菌性膣症を確認し、抗菌薬を処方したうえで、再発を減らすためのサポートを行います。

パク・ユナ院長
医学監修 · パク・ユナ院長(産婦人科専門医)
最終確認 2026年10月
ソウル江南のオマージュクリニック待合室

細菌性膣症治療の要点

  • どんな病気か:膣内の細菌バランスの乱れ。性行為と関連はあるものの、典型的な性感染症ではありません
  • 主な症状:さらっとした灰白色のおりものと魚のようなにおい(性交後に強くなることが多い)。約半数は無症状です
  • 診断方法:腟鏡診、膣のpHが4.5超、分泌物の顕微鏡検査でクルーセル(clue cell)を確認
  • 治療:メトロニダゾールの内服薬または膣ジェル、クリンダマイシン膣クリームを通常5〜7日間
  • 再発:よく起こります。最大で半数の女性が1年以内に再び細菌性膣症になります
  • パートナー:男性パートナーは通常治療不要。症状のある女性パートナーは検査を受けてください
  • 監修:パク・ユナ院長(産婦人科専門医)

次のような場合はご予約ください

  • さらっとした灰色や白色のおりものと魚のようなにおいがあり、特に性交後や生理後に強くなる
  • 以前に細菌性膣症の治療を受けたあと、症状がぶり返した
  • 妊娠中または妊娠を計画中で、細菌性膣症の症状がある
  • IUD(子宮内避妊具)の挿入やほかの婦人科処置を控えていて、いつもと違うおりものがある

次のような場合はすぐに救急を受診してください

  • おりものの異常とともに、発熱、下腹部の痛み、性交痛がある
  • 妊娠中に腹痛や出血がある、または羊水が漏れている感じがある
  • 抗菌薬を飲み始めたあと、全身に発疹が広がる、顔が腫れる、息苦しい

細菌性膣症とは?

細菌性膣症は、もともと膣内にすんでいる細菌のバランスが崩れた状態です。膣を弱酸性に保っている善玉菌の乳酸菌が減り、ガードネレラ(Gardnerella)などほかの細菌が増えすぎます。その結果、膣のpHが4.5を超え、細菌が出す物質によって特有の魚のようなにおいが生じます。

細菌性膣症は不潔にしているから起こるものではなく、便座やプール、寝具からうつることもありません。新しいパートナーや複数のパートナーがいる場合、膣洗浄(ビデ)や膣用洗浄剤の使用、喫煙、そして一部の方では銅付加IUDでなりやすくなります。性交経験のない女性でもなることはありますが、まれです。おりものの原因はほかにもあるため、膣の感染症(英語)のページで、細菌性膣症とカンジダ、トリコモナスの違いを比べてみてください。

細菌性膣症はどのように診断しますか?

簡単な診察と膣分泌物の検査で診断し、多くの場合その日のうちに結果がわかります。医師は「アムセル基準(Amsel criteria)」と呼ばれる次の4つのうち、3つ以上があるかを確認します。

  • 膣の壁を覆う、さらっとした灰白色の分泌物
  • 膣のpHが4.5を超えている
  • 検体に水酸化カリウムを1滴加えると魚のようなにおいがする(アミンテスト)
  • 顕微鏡でクルーセル(細菌に覆われた膣の細胞)が見える

所見がはっきりしないときは、同じ検体でグラム染色やPCR検査を行い確定できます。細菌性膣症はほかの感染症と一緒に起こることが多いため、特に新しいパートナーがいる場合は、パク院長が同じ受診で性感染症検査(英語)を行い、トリコモナス、クラミジア、淋菌も調べるようおすすめすることがあります。

細菌性膣症の治療法

細菌性膣症は抗菌薬で治療し、ほとんどの方は数日で症状が治まります。症状のある方すべてに治療をおすすめし、症状がなくてもIUDの挿入など一部の処置の前には治療をおすすめします。第一選択となる主な治療は次のとおりです。

  • メトロニダゾール錠:1日2回、7日間内服します。
  • メトロニダゾール膣ジェル:1日1回、5日間膣内に入れます。胃腸の副作用が少ない方法です。
  • クリンダマイシン膣クリーム:就寝前に7日間膣内に入れます。メトロニダゾールが使えない場合の代わりの選択肢です。

1〜2日でよくなったと感じても、処方された期間は最後まで続けてください。途中でやめると再発しやすくなります。状況によってはチニダゾールや1回内服のセクニダゾールを使うこともあります。治療中もふだんどおり過ごせますが、治療が終わるまでは性行為を控えるか、コンドームを使用してください。

細菌性膣症はなぜくり返すのですか?

治療がうまくいっても、最大で半数の女性が12か月以内に再発します。抗菌薬で増えすぎた細菌は減っても、乳酸菌が必ずしも回復するとは限らず、一部の細菌は膣の壁に保護膜(バイオフィルム)をつくって治療後も生き残るためです。

年に3回以上細菌性膣症になる場合、パク院長はまず毎回の症状が本当に細菌性膣症なのか、混合感染やほかの感染症ではないかを確認します。そのうえで、長めの治療のあとにメトロニダゾール膣ジェルを週2回、数か月続けて再発を防ぐ方法などを検討します。日々の習慣も役立ちます。膣洗浄や香料入りの洗浄剤を避け、新しいパートナーとはコンドームを使い、禁煙しましょう。プロバイオティクスは人気がありますが、細菌性膣症を予防するという根拠はまだ限られています。

男性パートナーの治療は、これまで一般的には推奨されていませんでした。ただし2025年に一対一の関係にあるカップルを対象に行われた臨床試験で、男性パートナーを同時に治療すると再発の可能性が下がったことから、特に再発をくり返す場合は相談する価値があります。細菌性膣症は女性同士のパートナー間でうつることがあるため、症状のある女性パートナーも検査を受けてください。

妊娠中の細菌性膣症

妊娠中の細菌性膣症は、早産、前期破水、産後の感染のリスク上昇と関連しています。妊娠中に症状がある場合は治療をおすすめします。内服のメトロニダゾールは妊娠のどの時期でも安全と考えられており、クリンダマイシンも代わりの選択肢です。チニダゾールとセクニダゾールは妊娠中は使用しません。症状のない妊婦さんに細菌性膣症の検査を一律に行うことは一般的には推奨されていませんが、おりものに変化があれば医師に伝えてください。授乳中の場合、通常量のメトロニダゾールは一般に授乳と両立できると考えられており、膣ジェルは母乳へ移行する量がより少なくなります。

治療しない場合のリスクと治療の副作用

細菌性膣症を治療しなくても通常は危険ではありませんが、害がないわけではありません。HIVを含むほかの性感染症にかかりやすくなり、IUDの挿入、人工妊娠中絶、子宮摘出術などの処置後に感染するリスクも高まります。骨盤内炎症性疾患との関連も指摘されています。

抗菌薬による治療には、次のような副作用が起こることがあります。

  • メトロニダゾール:吐き気、口の中の金属のような味、胃の不調がよく見られます。顔のほてりや嘔吐などの反応が起こる可能性があるため、添付文書では治療中と治療後およそ2〜3日間は飲酒を避けるよう案内されています。
  • 膣ジェル・クリーム:局所の刺激感が出ることがあります。クリンダマイシンクリームは油性のため、数日間ラテックス製コンドームを弱めることがあります。
  • すべての抗菌薬:治療後にカンジダ膣炎が起こることがあります。かゆみや白く濃いおりものが出てきたらお知らせください。カンジダ膣炎の治療もご覧ください。

治療が終わっても症状がよくならない場合や、発疹、ひどい下痢、発熱、骨盤の痛みが出た場合は、クリニックにご連絡ください。

オマージュクリニックの細菌性膣症診療

オマージュクリニックは、新論峴(シンノニョン)駅から歩いてすぐの、江南にある女性のためのクリニックで、予約なしでも受診可能です(ご予約いただくと待ち時間が短くなります)。女性の産婦人科専門医パク・ユナ院長がプライバシーに配慮した個室で診察し、膣分泌物検査、性感染症検査、子宮頸がん検診(細胞診)を1回の受診でまとめて受けられます。そのほかの婦人科診療もご覧ください。

韓国の国民健康保険に加入している場合、診察、標準的な検査、処方される抗菌薬には、通常一部保険が適用されます。一部のPCR検査は自費となり、保険のない方はすべての費用を直接お支払いいただきます。検体を採取する前に、おすすめする検査とその費用をご説明します。

受診の流れ

  1. 問診:パク院長が、おりものやにおい、これまでの発症歴、性の健康、妊娠の可能性、試した治療についてうかがいます。
  2. 診察と検体採取:やさしい腟鏡診でpHを確認し、顕微鏡検査用の検体を採取します。必要に応じて性感染症検査を追加します。
  3. 治療:あなたに合った錠剤、ジェル、クリームを処方し、使い方をわかりやすくご説明します。
  4. 経過観察:症状が治まれば再検査は不要です。再発した場合は、より長い治療と予防の計画を立てます。

担当医師

パク・ユナ院長(産婦人科専門医)・代表院長

カンジダやトリコモナス、混合感染も似た症状に見えることがあるため、パク院長は処方の前に検体検査で細菌性膣症を確認します。再発をくり返す方には、短い治療を何度も重ねるのではなく、きっかけとなる要因を一緒に見直し、より長く予防的な治療スケジュールを計画します。

韓国の産婦人科専門医で、オマージュクリニック代表院長。検診や感染症からホルモン、避妊、妊活の検査まで、クリニックの女性医療を統括しています。

パク・ユナ院長のプロフィールを見る →

関連する膣の健康の診療

  • 膣の感染症(英語):細菌性膣症、カンジダ、トリコモナスの症状の違いと検査を受けるタイミング
  • カンジダ膣炎の治療:かゆみや白く濃いおりものへの抗真菌薬治療(抗菌薬の服用後に起きた場合も含む)
  • 性感染症検査(英語):クラミジア、淋菌、トリコモナスなどの感染症を秘密厳守で検査
  • 骨盤内炎症性疾患:子宮と卵管の感染症。注意すべきサインと早めの治療が大切な理由
  • IUD(子宮内避妊具):ホルモン付加型と銅付加型のIUD、挿入前に感染症を確認する理由
  • 婦人科定期健診(英語):年齢と既往歴に合わせた検査で行う年1回のチェックアップ

細菌性膣症についてよくあるご質問

細菌性膣症は自然に治りますか?

治ることもあります。治療しなくても治まる方はいますが、長引いたりくり返したりすることが多く、ほかの感染症や妊娠合併症のリスクも高めます。症状がある場合は、短期間の抗菌薬治療が確実な方法です。症状がなくても、IUDの挿入などの処置の前には治療をおすすめします。

細菌性膣症は性感染症ですか?

細菌性膣症は性感染症には分類されませんが、性行為と関連があります。新しいパートナーができたあとや複数のパートナーがいる場合に多く、女性同士のパートナー間ではうつることがあります。性交渉がなくてもなることがあります。細菌性膣症と性感染症は同時に起こることがあるため、両方を検査するのが望ましい場合が多くあります。性感染症検査(英語)をご覧ください。

男性パートナーも細菌性膣症の治療が必要ですか?

通常は必要ありません。以前の研究で効果が示されなかったため、男性パートナーの一律の治療は推奨されてきませんでした。2025年に一対一の関係にあるカップルを対象に行われた臨床試験では、男性パートナーを治療すると再発の可能性が下がったため、決まったパートナーがいて再発をくり返す場合は相談してみてもよいでしょう。症状のある女性パートナーは検査を受け、必要に応じて治療してください。

メトロニダゾールを飲んでいる間にお酒を飲んでもいいですか?

いいえ、控えてください。一緒にとると顔のほてり、吐き気、嘔吐、動悸が起こる方がいるため、添付文書ではメトロニダゾールの治療中と治療後およそ2〜3日間は飲酒を避けるよう案内されています。最近の研究ではこうした反応はまれとされていますが、治療期間は短いため、ほとんどの医師は治療が終わるまで待つようすすめています。

細菌性膣症で不妊になることはありますか?

細菌性膣症そのものが直接不妊を引き起こすことはありません。ただし、卵管を傷つけることがある骨盤内炎症性疾患や、婦人科処置後の感染と関連しています。細菌性膣症を早めに治療し、リスクがある場合はクラミジアと淋菌の検査を受けることが、妊娠する力を守ることにつながります。妊活中で細菌性膣症をくり返している場合は、受診時にお伝えください。

外国人でもソウルで細菌性膣症の治療を受けられますか?

はい。海外からの患者さんや韓国在住の外国人の方も、江南のオマージュクリニックで細菌性膣症の検査と治療をご予約いただけます。パスポートまたは外国人登録証と、以前使ったことのある抗菌薬の名前をお持ちください。旅行中の方には、移動中でも最後まで続けやすい治療をお選びします。言語サポートが必要な場合は、受診前にご連絡ください。

ソウル江南・新論峴駅

オマージュクリニックへお気軽にご相談ください

女性の産婦人科専門医が直接診察します。急ぎの症状は、お電話またはカカオトークで「急ぎです」とお伝えください。できるだけ早い時間をご案内します。

ソウル特別市瑞草区江南大路509 A棟4階(新論峴駅すぐ)
月・金 10:00–20:00/火〜木 10:00–19:00/土 10:00–15:00(日・祝休診)

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