デリケートゾーンの健康 · 膣の悩み
江南の膣乾燥外来:原因・症状と受診の目安
膣乾燥(膣の乾き)とは、膣の自然なうるおいが不足し、かゆみ、ヒリヒリ感、痛み、性交痛などが起こる状態です。最も多い原因は閉経後や授乳中などのエストロゲン(女性ホルモン)の低下ですが、お薬、ストレス、皮膚の病気が関わることもあります。ソウル江南(カンナム)のオマージュクリニックでは、産婦人科専門医のパク・ユナ院長が治療を勧める前に、まず原因を確かめます。
膣乾燥の要点
- どんな状態か:膣のうるおいと弾力が低下した状態。刺激感や性交痛を伴うことが多い
- よくある症状:かゆみ、ヒリヒリ感、痛み、性交後の少量の出血、尿意切迫感や感染症のくり返し
- 主な原因:閉経、授乳、ホルモン系のお薬、がん治療、ストレス、刺激の強い石けん
- 診断方法:症状の問診とやさしい内診。感染の可能性があれば、おりものの検査や尿検査
- 治療の選択肢:潤滑剤、膣保湿剤、膣エストロゲン製剤など。詳しい比較は膣乾燥の治療のページで
- 監修:パク・ユナ院長(産婦人科専門医)
次のような場合は受診をおすすめします
- 乾燥感や性交痛が数週間以上続いている
- 市販品を使っても、かゆみ・ヒリヒリ感・痛みが治まらない
- 閉経後に膀胱炎をくり返す、または新たに尿意切迫感が出てきた
- 新しいお薬を飲み始めてから、またはがん治療の後に乾燥が始まった
次のような場合は早めに受診してください
- 閉経後に少しでも膣からの出血がある
- 強いにおいのある異常なおりもの、発熱、骨盤の痛みがある
- 外陰部に潰瘍、水ぶくれ、しこりがある
膣乾燥とはどんな状態ですか?
膣乾燥は、膣の粘膜でつくられるうるおいが減り、粘膜が薄く弾力のない状態になることです。膣の粘膜はエストロゲンの働きで厚くうるおった弱酸性に保たれており、この環境が感染から体を守る役割も果たしています。
エストロゲンが減ると、粘膜は白っぽく傷つきやすくなり、刺激を受けやすくなります。閉経後に長く続くこうした変化は、膀胱や尿道にも影響するため、医学的には閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)と呼ばれます。ホットフラッシュとは違い、これらの変化は自然には治まらないことが多く、治療しなければ時間とともに悪化しがちです。
膣乾燥の原因は何ですか?
最も多い原因はエストロゲンの低下ですが、膣乾燥は年齢を問わず起こります。主な原因は次のとおりです。
- 更年期・閉経:閉経後の女性の約半数に膣の症状があります。更年期治療(英語)もご覧ください。
- 授乳中・出産後:プロラクチンが高い状態が続き、数か月間エストロゲンが低く保たれます。
- ホルモン系のお薬:一部の低用量ピル、抗エストロゲン作用のある乳がん治療薬、子宮内膜症や子宮筋腫に使うGnRH製剤。
- がん治療:化学療法、骨盤への放射線治療、卵巣の摘出。
- そのほかのお薬:抗ヒスタミン薬、一部の抗うつ薬、ニキビ治療薬もうるおいを減らすことがあります。
- 性的興奮の低下:ストレス、パートナーとの関係の悩み、性欲低下があると、性交時の自然なうるおいが少なくなることがあります。
- 刺激物と皮膚の病気:膣洗浄、香り付きの石けん、ウェットシート、硬化性苔癬やシェーグレン症候群などの病気。
早発卵巣不全など、若い年齢でエストロゲンが非常に低くなった場合も乾燥が起こることがあります。エストロゲン不足の治療をご覧ください。
膣乾燥の症状
症状は軽い不快感から、日常生活やパートナーとの関係に影響するほどの痛みまでさまざまです。次のような症状がみられます。
- 膣の中や周りのかゆみ、しみる感じ、ヒリヒリ感
- 性交時の痛み、締めつけ感や擦れる感じ、ときに性交後の少量の出血
- 歩く・座る・運動するときのヒリヒリした痛み
- トイレが近い、急に我慢できなくなる、膀胱炎をくり返しやすい
- おりものの変化
性交痛があると、痛みを予期して骨盤底筋が緊張し、さらに痛みが強くなるという悪循環が起こることがあります。性交痛のページで、この悪循環と治療法を解説しています。
膣乾燥はどのような場合に受診すべきですか?
乾燥が数週間以上続く、性生活や日常の快適さに影響している、市販の潤滑剤を使っても改善しない、といった場合は受診してください。治療はよく効きますが、助けを求めるまで何年も我慢してしまう女性が少なくありません。
閉経後の出血、異常なおりものやにおい、潰瘍、感染症が疑われる症状がある場合は、より早めに受診してください。かゆみやヒリヒリ感はカンジダ膣炎、細菌性膣症、皮膚の病気が原因のこともあり、その場合は治療法が異なります。感染症を治療しないままエストロゲンや塗り薬を使うと、適切な治療が遅れることがあります。
膣乾燥はどのように診断しますか?
症状とやさしい診察をもとに診断します。パク院長が、生理、閉経、出産や授乳、服用中のお薬、がんの既往、性生活での不快感、排尿の症状についてお伺いします。
内診で膣の粘膜が薄い・白っぽい・炎症があるかどうかを確認し、小さめの膣鏡を使うこともできます。感染の可能性があればおりものの検査や尿検査を行い、閉経後の出血がある場合は経腟エコー検査で子宮内膜を確認します。診察がつらい場合はお知らせください。いつでも中断でき、何回かに分けて行うこともできます。
膣乾燥は治療できますか?リスクはありますか?
はい、治療できます。ほとんどの方が症状をしっかり和らげることができ、適した治療は原因によって異なります。性交時に使う水溶性またはシリコン系の潤滑剤、定期的に使う膣保湿剤、低用量の膣エストロゲン製剤、そのほかの処方薬や院内での治療があります。それぞれの治療は膣乾燥の治療のページで詳しく比較しています。
治療は一般に体への負担が少ないものですが、それぞれに副作用の可能性があります。潤滑剤や保湿剤の中には敏感な肌にしみたり刺激になったりするものがあり、オイル系の製品はラテックス製コンドームを劣化させることがあります。膣エストロゲン製剤は使い始めに軽いおりものや乳房の張りが出ることがあり、出血があれば必ずお知らせください。膣レーザーなどのエネルギーを使う治療では一時的なおりものや不快感が出ることがあり、長期的な効果の根拠はまだ限られています。症状が悪化したり出血に気づいたりした場合はクリニックにご連絡ください。
オマージュクリニックの膣乾燥診療
オマージュクリニックは、新論峴(シンノニョン)駅から歩いてすぐの江南にある女性のためのクリニックです。デリケートなお悩みは、女性の産婦人科専門医であるパク・ユナ院長がプライバシーに配慮して診察し、感染症の検査やエコーも同じ日に受けられます。医療的な病気と機能面のお悩みの両方を診療しているため、尿もれや性交痛など関連するお悩みもあわせてご相談いただけます。美容婦人科・機能婦人科の概要もご覧ください。
韓国の国民健康保険に加入している方は、診察、検査、多くの処方薬に保険が適用されますが、自由診療の施術は対象外です。検査や治療の前に費用をご説明します。
受診の流れ
- 個別の問診:パク院長が、症状、生理周期や閉経の状況、服用中のお薬、性生活や排尿時の不快感についてお伺いします。
- やさしい内診:内診で膣の粘膜の状態を確認します。つらいときはお知らせください。いつでも中断できます。
- 必要に応じた検査:感染症やほかの原因がないか、おりものの検査、尿検査、エコーで確認します。
- 治療方針:原因をご説明し、最初に取り組む治療を一緒に決めます。再診で治療の効果を確認します。
担当医
パク・ユナ院長(産婦人科専門医)・代表院長
パク・ユナ院長は、膣の乾燥について話しづらいと感じる女性が多いことをよく理解しており、プライバシーを守りながら、時間をかけて丁寧にお話を伺います。まず感染症やほかの原因を確認し、症状の本当の原因に合った治療を選びます。
韓国の産婦人科専門医であり、オマージュクリニックの代表院長です。検診や感染症からホルモン、避妊、妊娠に向けた検査まで、当院の女性医療を統括しています。
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膣乾燥についてよくあるご質問
若い女性でも膣乾燥になりますか?
はい。膣乾燥は更年期だけの悩みではありません。授乳、一部の低用量ピル、抗ヒスタミン薬、一部の抗うつ薬、ストレス、性的興奮の低下、生理が止まるほどの激しい運動、刺激の強い石けんなどは、20〜30代でも乾燥の原因になります。受診すれば原因を見つける手がかりになります。
ピルで膣が乾燥することはありますか?
一部の低用量ピル(配合剤)やほかのホルモン避妊法で乾燥を感じる方がいます。ホルモンの状態が変わったり性欲が下がったりするためと考えられますが、すべての方に起こるわけではありません。新しい避妊法を始めてから乾燥に気づいた場合は、別のピルやホルモンを使わない方法が役立つことがあります。避妊方法(英語)をご覧ください。
膣の乾燥は感染症のサインですか?
通常は違いますが、感染症でも似たようなかゆみ、ヒリヒリ感、不快感が起こります。また、乾燥していると膣の感染症や膀胱炎にかかりやすくなります。異常なおりもの、強いにおい、潰瘍、発熱がある場合は、乾燥の治療を始める前に受診し、検査を受けてください。
膣乾燥は自然に治りますか?
授乳、お薬、一時的なストレスによる乾燥は、原因がなくなると改善することが多いです。一方、閉経による乾燥は通常自然には治らず、治療しないと時間とともに悪化する傾向があります。効果的な治療がありますので、我慢して待つ必要はありません。
膣乾燥に自宅でできるケアはありますか?
性交時に水溶性またはシリコン系の潤滑剤を使い、膣保湿剤を週2〜3回使うことで楽になる方が多くいます。膣洗浄、香り付きの石けんやウェットシートは避け、綿の下着を選びましょう。数週間たってもセルフケアで足りない場合は、膣乾燥の治療の選択肢をご覧ください。
外国人でもソウルで女性医師に膣乾燥の相談ができますか?
はい。江南のオマージュクリニックでは、デリケートゾーンのご相談を女性の産婦人科専門医であるパク・ユナ院長が担当します。パスポートまたは在留カード(外国人登録証)と、服用中のお薬のリストをお持ちください。言語サポートが必要な方は来院前にご連絡ください。
ソウル江南・新論峴駅
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