婦人科 · 卵巣の健康
ソウル江南の卵巣嚢腫外来:経過観察・治療・手術の見極め
卵巣嚢腫とは、卵巣の中や表面にできる液体のたまった袋のことです。ほとんどは月経周期の中でできて数か月以内に自然に消える、心配のいらない機能性嚢胞です。ソウル江南(カンナム)のオマージュクリニックでは、産婦人科専門医のパク・ユナ院長がエコー(超音波)で嚢腫の種類を確認し、経過観察、薬物治療、手術のための紹介のうち、どれがあなたに合うかをご提案します。
卵巣嚢腫の要点
- どんな病気か:卵巣にできる液体の袋。ほとんどは月経周期に関連した機能性のもので、良性です
- 主な症状:無症状のことが多く、ときに片側の骨盤の鈍い痛み、お腹の張り、圧迫感、性交時の痛み
- 診断方法:経腟または経腹エコー。必要に応じてCA-125などの血液検査
- 治療の選択肢:経過観察、鎮痛薬、ホルモン治療、必要に応じて手術のための紹介
- 経過観察:観察が必要な嚢腫は、通常6〜12週間後にエコーで再検査
- 監修:パク・ユナ院長(産婦人科専門医)
次のような場合は卵巣嚢腫の診察をご予約ください
- 日本や他の国で受けた検査で嚢腫が見つかり、経過観察が必要と言われた
- 骨盤の片側に鈍い痛みや圧迫感がある
- お腹の張りや、すぐにお腹がいっぱいになる感じが数週間続いている
- 子宮内膜症性嚢胞があるか疑われていて、生理痛がつらい
- 性交時の痛みが新しく出てきた、または強くなってきた
次のような場合はすぐに救急を受診してください
- 突然の激しい骨盤の痛み(特に吐き気や嘔吐を伴う場合)
- 痛みとともに発熱、失神、めまい、呼吸が速くなるなどの症状がある
- 妊娠検査が陽性で、骨盤の痛みや出血がある
卵巣嚢腫とは何ですか?
卵巣嚢腫とは、卵巣の中や表面にできる、液体やその他の内容物で満たされた袋です。生殖年齢の女性にはとてもよく見られ、その大多数は良性です。
卵巣嚢腫の主な種類
- 機能性嚢胞:卵胞嚢胞や黄体嚢胞は排卵の過程でできるものです。通常は症状がなく、1〜3回の月経周期のうちに消えます。
- 出血性嚢胞:機能性嚢胞の内部で出血が起きたものです。痛むことがありますが、たいていは自然に落ち着きます。
- 子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞):子宮内膜症(英語)によってできる嚢胞です。自然には消えず、生理痛の原因になることが多くあります。
- 皮様嚢腫(成熟奇形腫):脂肪や毛髪などの組織を含むことがある良性の嚢腫です。ゆっくり大きくなり、手術をしない限り消えません。
- 嚢胞腺腫:さらさらした液体や粘液で満たされた良性の嚢腫で、大きくなることがあります。
卵巣嚢腫は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)(英語)とは異なります。PCOSでは、一つの本当の嚢腫ではなく、小さな卵胞がたくさん見られます。
卵巣嚢腫の症状は?
ほとんどの卵巣嚢腫は症状がなく、エコー検査のときに偶然見つかります。症状が出る場合は、主に嚢腫の大きさや嚢腫内部の出血によるものです。
- 下腹部の片側の鈍い痛みや重い感じ
- お腹の張り、満腹感、膀胱や腸が押される感じ
- 性交時の痛み
- 生理痛や生理不順
次の二つの合併症はすぐに受診が必要です。嚢腫が破裂すると、突然鋭い痛みが起こり、まれにお腹の中で出血することがあります。卵巣捻転は、嚢腫のために卵巣が血管ごとねじれてしまう状態で、突然片側に激しい痛みが起こり、吐き気や嘔吐を伴うことが多く、卵巣を守るために緊急手術が必要です。骨盤痛のそのほかの原因については、骨盤痛の治療のページをご覧ください。
卵巣嚢腫はどのように診断しますか?
卵巣嚢腫は婦人科エコー検査で診断します。エコーでは、嚢腫の大きさや壁の状態、中身が透明な液体か、血液か、固い部分(充実部分)があるかがわかります。これらの特徴から、嚢腫が自然に消える可能性や、追加の検査が必要かどうかを判断します。
最も鮮明な画像が得られるのは経腟エコーです。ご希望の場合や性交経験のない方には、お腹の上からの経腹エコーを行います。必要に応じて妊娠検査も行います。複雑な特徴をもつ嚢腫や閉経後の女性では、CA-125などの血液検査を追加することがあります。ただしCA-125は子宮内膜症や子宮筋腫、さらには生理中でも上がることがあるため、慎重に解釈します。エコーでより詳しい評価が必要な所見があれば、パク院長がMRI検査や婦人科腫瘍の専門医の意見を受けられるよう、病院へご紹介します。
卵巣嚢腫の治療:経過観察、治療、手術のための紹介のどれ?
ほとんどの卵巣嚢腫は手術を必要としません。どの方法が適しているかは、嚢腫の種類と大きさ、症状、年齢、閉経しているかどうかによって変わります。
経過観察
壁が薄くシンプルで機能性と思われる嚢腫は、通常6〜12週間後、できれば月経周期の別の時期に、エコーで再確認します。ほとんどは小さくなるか消えています。
薬物治療
嚢腫が消えるまでの間、鎮痛薬で症状を和らげることができます。低用量のピル(混合型経口避妊薬)(英語)は、すでにある嚢腫を小さくはしませんが、排卵を抑えることで新しい機能性嚢胞ができる頻度を減らせます。子宮内膜症性嚢胞は、痛みを抑え大きくなるのを遅らせるため、ジエノゲストなどのホルモン治療で管理することが多くあります。
手術のための紹介
手術は通常、嚢腫が大きい場合(多くは約5〜10cm以上)、何度かの検査で消えない・大きくなる場合、症状が続く場合、良性とはっきり言えない特徴がある場合、捻転が疑われる場合に検討します。ほとんどは腹腔鏡手術(小さな穴から行う手術)で行われ、卵巣は残して嚢腫だけを取り除くことが多くあります。オマージュクリニックは外来クリニックのため、この手術は行っていません。パク院長が病院へご紹介し、手術後の経過観察も引き続き担当できます。
リスクと起こりうる副作用
経過観察中は、嚢腫が消える前に破裂したりねじれたりするわずかなリスクがあります。そのため、突然の激しい痛みなどの危険なサインを知っておくことが大切です。鎮痛薬は胃の不調を起こすことがあります。ホルモン治療では不正出血、乳房の張り、気分の変化が起こることがあり、混合型のピルには血栓のわずかなリスクがあるため、35歳以上で喫煙している方、前兆のある片頭痛のある方、血栓症の既往がある方には処方しません。
腹腔鏡手術には出血、感染、周囲の臓器の損傷などのリスクがあり、嚢腫の手術をくり返したり広範囲に行ったりすると卵巣予備能が低下することがあります。将来お子さんを希望される場合は、手術前のAMH検査が判断の助けになります。これらのリスクについては、病院の手術チームが詳しく説明します。
オマージュクリニックの卵巣嚢腫診療
オマージュクリニックは、新論峴(シンノニョン)駅から歩いてすぐの江南にある女性クリニックです。卵巣嚢腫の評価と経過観察のエコーは、女性の産婦人科専門医であるパク・ユナ院長が担当するため、毎回同じ医師が前回の画像と比較します。海外で嚢腫が見つかった方は、検査結果と画像をお持ちください。それをもとに今後の経過観察を計画します。
手術のほうが安全な場合は率直にお伝えし、病院への紹介を手配します。韓国の国民健康保険に加入している方は、医学的な理由がある卵巣嚢腫のエコーと治療は一般的に保険が適用されます。保険のない方はクリニックの費用を直接お支払いいただき、検査の前に費用をご説明します。婦人科の診療一覧もご覧ください。
受診の流れ
- 問診:パク院長が、症状、月経周期、これまでの検査結果、妊娠のご希望を確認します。
- エコー検査:婦人科エコーで嚢腫の大きさを測り、特徴を確認します。ご希望の方は経腹エコーも可能です。
- 治療方針:考えられる嚢腫の種類をご説明し、経過観察、薬物治療、紹介のいずれにするかを一緒に決め、注意すべき危険なサインもはっきりお伝えします。
- 経過観察のエコー:経過観察が勧められる場合は、通常6〜12週間後に再検査を予約し、嚢腫が消えたかどうかを確認します。
担当医
パク・ユナ院長(産婦人科専門医)・代表院長
パク・ユナ院長は、自然に消える可能性が高い嚢腫に不要な手術を行わない一方で、手術が必要な嚢腫は速やかに紹介することを大切にしています。経過観察のたびに前回のエコーと比較し、嚢腫が小さくなっているのか、変わらないのか、大きくなっているのかをはっきりお伝えします。
韓国の産婦人科専門医であり、オマージュクリニックの代表院長です。検診や感染症からホルモン、避妊、妊娠に向けた検査まで、当院の女性医療を統括しています。
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卵巣嚢腫についてよくあるご質問
卵巣嚢腫は自然に消えますか?
ほとんどは消えます。最も多い機能性嚢胞は、通常治療をしなくても1〜3回の月経周期のうちに小さくなって消え、6〜12週間後のエコーで確認します。子宮内膜症性嚢胞、皮様嚢腫、嚢胞腺腫は自然には消えないため、長期的な経過観察や治療が必要です。
卵巣嚢腫はどのくらいの大きさで手術が必要ですか?
決まった一つの基準はありませんが、約5〜10cmより大きい嚢腫、何度かの検査で消えない・大きくなる嚢腫、良性とはっきり言えない特徴がある嚢腫、痛みが続く嚢腫では手術を検討することが多くあります。年齢、症状、妊娠のご希望も関係するため、判断は一人ひとり異なります。
卵巣嚢腫ががんであることはありますか?
生殖年齢の女性の卵巣嚢腫は、ほとんどが良性です。閉経後の場合や、エコーで充実部分、厚い壁、異常な血流が見られる場合はリスクが高くなります。こうした所見があれば追加の検査を行い、専門の病院へご紹介します。液体だけのシンプルな嚢腫ががんであることは非常にまれです。
卵巣嚢腫は妊娠に影響しますか?
機能性嚢胞は通常、妊娠には影響しません。子宮内膜症性嚢胞は妊娠しにくさと関連することがあり、卵巣の手術は卵巣予備能を下げることがあります。お子さんを希望される場合は、手術の前に必ずご相談ください。AMH検査で卵巣予備能を推定できます。
ピルで卵巣嚢腫はなくなりますか?
現在のエビデンスでは、混合型のピルはすでにある嚢腫を小さくはしません。ただし排卵を止めることで、新しい機能性嚢胞ができる可能性を減らすことはできます。子宮内膜症性嚢胞には、痛みを抑え大きくなるのを遅らせるため、ジエノゲストなどのホルモン治療を用います。
外国人でもソウルで卵巣嚢腫の経過観察を受けられますか?
はい。外国人の居住者も旅行者もオマージュクリニックでご予約いただけます。パスポートまたは外国人登録証と、これまでの検査結果をお持ちください。韓国の国民健康保険に加入している方は、医学的な理由があるエコーは一般的に保険が適用されます。言語サポートが必要な方は、ご来院前にご連絡ください。
ソウル江南・新論峴駅
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